Hawaii

おひとりさまハワイ旅行での恐怖体験・ホテルのセキュリティの男【体験談】

私はハワイに留学するまで幾度もハワイを旅行で訪れてきました。

子供の頃は家族と、大人になってからは女友達と。慣れてからはおひとりさまで1ヶ月ほど滞在なんかもしていました。

その中で本当に恐怖を感じた出来事があったのでシェアしたく、その時のことをまとめました。

何度もハワイに行っていたのでローカルの友達は何人もいました。

なのでおひとりさまハワイ旅行でも毎晩友達と飲みに行っていました。

ワイキキのホテルでの恐怖体験

深夜の電話と訪問者

ある日ワイキキのバーで友達と飲んでいました。

友達の友達、その友達も集まって楽しく飲んでいたのでいい感じに酔っ払った状態でAM1:30頃ワイキキのホテルに帰りました。

エレベーター前にひとりセキュリティが座っていましたが、日中でもカードキーが必要なエレベーターなので「Hi.」とだけ挨拶してエレベーターに乗ろうとしました。

そこでそのセキュリティに止められ、部屋番号を聞かれました。

答えるとセキュリティは宿泊者リストらしきものをチェックしながら

名前は?

誰と泊まっているの?

答えると

オーケー。おやすみ

と笑顔でバイバイ。そのまま私はエレベーターに乗って自分の部屋に戻りました。

酔っ払っていてすぐに寝付けず、ベッドでゴロゴロとしていると部屋の電話がなりました。

夜中の2時に電話が鳴るってドキッとしますよね。しかもホテルの電話が鳴るなんて緊急事態か間違い電話?

ドキドキしながら電話に出ました。

すると低い声の男性が話し出しました。(英語です)

男「あなたの安全を確認するため今から部屋に行きます。

私「何で?来ないでください。

男「あなたの安全を確認するのが私の仕事なので今から行くので開けてください。

それで電話は切られました。

怖いけれど、いたずら電話か間違い電話だろうと思いまたゴロゴロしていました。

2、3分ほど経った頃、部屋のドアをノックする音が。

コンコンコン、コンコンコン

ビビりすぎて直立不動でドアの方を黙って見ていました。

コンコンコン!コンコンコン!

ノックの音はさっきより強く、イラついているように聞こえました。

固まったまま黙っていると、ノックの主はさったようで静かになりました。

よかった、と思い腰を下ろすとまた部屋の電話のベルが。

今思い返すと何で電話に出たんだろうと思うのですが、その時は無視したら殺されるんじゃないかって感覚だったのです。

男「何でドアを開けない!?あんたの無事を確認しなきゃいけないのに何をしているんだ!」(さっきと違い怒った口調)

私「あんた誰?こんな時間に部屋に来るっておかしいでしょ!

男「ホテルのセキュリティだから今からまた行くから開けなさい!

そこでまた電話は切られ、またすぐにドアをノックする音が聞こえた。

コンコンコン、ガチャガチャガチャ

男「ドアを開けろ。」(かなり小さく低い声で)

コンコンコン、ガチャガチャガチャ

ドアをノックする音とドアを開けろという男の声が繰り返された。

無視し続けると諦めて去ったのかまた静かになった。

部屋をわかっているし、私がひとりだということもわかっているようなのでさっきエレベーター前にいたセキュリティではないのか?

だけどこの時間に部屋を開けろなんて明らかにおかしい。

そしてまた部屋の電話が鳴った。

男「なぜドアを開けない!?早く開けろ!!」(明らかにものすごく怒っている)

私「あなた誰なの!?セキュリティだったとしてもこんな夜中におかしいでしょ!

男「セキュリティだって言ってんだろ!早く開けろ!!

また電話が切られ、ドアはノックされた。その時すでに夜中の3時。

また無視すると去り、また電話が鳴った。

深夜のフロントとの電話

今度は電話には出ず、ホテルのフロントに電話をかけた。

私「ホテルのセキュリティと名乗る人が何度も電話してきて部屋にくるんだけどこの人は本当にセキュリティなの?

フロント「聞いてみますので掛け直します。

数分で電話が鳴ったので出ると

男「何で電話出ないんだ!早く開けろ!!

もう話しても無駄なので電話を切った。

また電話が鳴り出ると今度はホテルのフロントからだった。

フロント「セキュリティに確認しましたが知らないと言っています。

私「夜中に何回も電話してきて部屋にきて開けろって、このホテルそんな誰でも入って好き勝手できるの?

フロント「他のお客様が部屋を間違えたんじゃないですかね。

私「セキュリティだって自分で言って何回も来てるのが間違いなわけないでしょ!

フロント「何が起きたのか最初から説明してください。

そう言われてももう私は取り乱しすぎてほぼ日本語になっていたらしく、電話の三者通話通訳を入れられた。

通訳の方はとても優しく、私に起きたことをフロントにしっかりと伝えてくれたがフロントは冷たく

フロント「うちの関係者ではない。知らない。

の一点張り。

私は恐怖と通訳さんの粘りの優しさに(すでに通訳という役割を超えている通訳さん)泣きながら話していた。

通訳「彼女泣いちゃってるじゃないの!!知らないじゃないですよ!きちんと調べて対応してください!!」(かなり興奮してフロントに怒る通訳さん…)

フロント「じゃあ部屋を変えたいですか?変えますか?」(かなり渋々)

私「こんな夜中に部屋変えるの!?知らないとか言ってあなたたちも信用できないんだけど!

フロント「セキュリティ二人つけたらいいですか?

私「セキュリティが怪しいのにそんなの怖い!!女性のスタッフはいないの?

フロント「いないです。昼になれば女性がきます。日本語スタッフもいます。

私「じゃあ明日の昼に連絡して。

フロント「わかりました。」

通訳さんにお礼を言って話は終了。本当に大丈夫ですかと何度も心配してくれてありがたかったです…。

翌日の午後

翌日、用事が終わりホテルに帰ると部屋の電話が鳴りました。

フロント「フロントノ〇〇デスケド、イマカラフロントニキテクダサイ。ワタシ日本語ワカリマス。

早速フロントに行くと、その人は見たことのある顔だった。

友達の友達で一度みんなで飲んだことのあるロコボーイだった。

ハワイは狭く、すぐに知っている人と繋がる。

話してみると、結局昨夜の出来事の犯人はわからないとのこと。またしてもお客さんが間違えて部屋をノックしたんじゃないかと言われがっかり。

本当に怖かったのでホテルを変えようかと思いましたが残りの宿泊料金は返金できないと言われ仕方なくこのホテルで部屋を変えることにしました。

セキュリティはもう怖かったので部屋を変える際もフロントの人たちにやってもらい、一応元の部屋より良い部屋に。

夜中に大騒ぎしたのでまた狙われることはないだろうとは思いましたが、帰るまで気は抜けませんでした。

まとめ

ハワイ(特にワイキキ)は安全そうな印象があると思いますが、事件はたくさんあります。

ワイキキの路上でもホテルでも、強盗やレイプ、殺人事件もあります。

私のように英語があまり話せない日本人は狙われやすいと言われています。

特に女が一人で旅行に来ていて酔っ払っていたら狙われやすいですよね…。良いターゲット発見って感じだったんだと思います。

ローカルの友達みんなに言われましたが、確実にレイプ案件だそうです。

ローカルの友達に言われて肝に命じた言葉「ここはアメリカだよ。自分の身は自分で守れ!

とにかく、ホテルの人と名乗られても確認できなければまずドアは開けないに限ります。

おひとりさまハワイ旅行は何度も行っていますが恐怖体験は避けたいですね…。