卵巣嚢腫の手術を延期して体外受精(IVF)に挑戦。すぐに妊娠できるかもしれないし長い戦いになるかもしれない。
そんな中私がIVF妊娠に向けてやっていたことをまとめました。
体重を増やす
痩せすぎです。そう言われました。私は不妊治療を始めた当時体重48kgくらいでした。
体重は自分にしてはベストで重めな方でしたが、痩せているよりふとめぐらいの方が妊娠しやすと聞きさっそく目方を増やすことにしました。
妊娠に適したBMIは20~24です。日本肥満学会では、BMIが25以上は「肥満」、18.5以下は「低体重」となっています。
私は当時BMI17.6で明らかに低体重。妊娠するまでに4キロ増やしてBMI19.1になりました。
なるべく健康的な食べ物でとにかくカロリー摂取しました。
スピルリナ
スーパーフードと言われているスピルリナを摂るようにしました。
スピルリナにはビタミン、ミネラル、ベータカロテンなど豊富な栄養成分が含まれていて粉末タイプのものをバナナと豆乳と一緒にスムージーに入れて朝飲んでいました。
これのおかげかお通じがめちゃくちゃ良くなりお腹スッキリでした。
(※妊娠中には良くないとの情報がありますので医師に相談することをお勧めします。)
毎日のウォーキング
毎朝夫と一緒に家の近くの川沿いをウォーキングしました。余裕のある日は会社の往復(片道1時間弱)を歩くこともありました。
運動不足解消にも良いですし、気が早いかもしれませんが出産に向けて体力作りと思って楽しんで歩くことができました。(そして出産してからはウォーキングなんてまずしていられないと思うのでここぞとばかりに。)
葉酸
胎児の発育に良いとされている葉酸ですが、妊娠前から摂取しておくことによって胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすことができると言われています。
特に妊娠前後の多くの量が必要になるようなのでいつでも妊娠しても良いように毎日飲みました。
断酒
妊娠するために断酒が必要かはわかりませんが、妊娠した場合にアルコールは胎児に良くないですよね。だったらさっさとやめちゃおう、とあっさり断酒しました。
夫が飲んでいようが仲間で集まろうがお酒は飲まない。お酒大好きな私でしたが、慣れてしまえばどうってことありません。
漢方薬
不妊治療担当の先生に勧められ、漢方の受診もしました。
冷えがひどいので温める効果のある当帰芍薬散をメインに処方してもらい毎日飲んでいました。
お風呂に入る
いつもシャワーでさっと済ませていたバスタイム、冷えが1番の敵と言われる女性の体は温めるのが大事。
ゆっくりとぬるま湯に浸かって読書したりしました。(子供が生まれてからは一度もそんなことはできていません…。)
体を冷やさない食事
生野菜は排除しました。野菜は火を通したもので根菜中心。
アイスや冷たい飲み物も避けました。飲み物は暖かいルイボスティーをよく飲んでいました。
白い食べものは体を冷やすので、白米は玄米に、白砂糖はてんさい糖にチェンジ。市販のお菓子は白砂糖がいっぱいなのでお菓子もできるだけ手作りで。
まとめ
不妊治療は精神的に追い詰められてしまったり、心身共に負担がかかります。そのことばかり考えてしまって自分を追い込まず、楽しいことをするように心がけました。
映画を観に行ったり、知らない街を散策して素敵なお店を見つけたり、山登りにもよく行きました。仕事以外にも忙しくしていると不妊治療の不安も和らぎました。
心と体は切り離すことができません。心の健康と体の健康を良くも悪くもできるのは自分自身です。
私はこれらのことが苦にならず楽しんでできましたが、ストレスを溜めてしまわないように自分のペースでできることをやって行くのが大切だと思います。