アステカ式陣痛緩和法ってご存知ですか?
アステカ式陣痛緩和法とは
メキシコ先住部族のウイチョル族では、
女性が初めて出産する際、夫は妻の真上で家の天井付近にまたがり自分の陰嚢に紐をくくりつけて待機する。
妻が陣痛がおきるたびに夫の陰嚢につないだ紐を強く引っ張ることにより、夫は妻の出産の痛み共有し、子供を得る喜びを経験することができるというもの。
(※実際のアステカであるものかの真相は不明。アステカ法ともいわれる。)
男性からするとこの説明だけで自分がもし経験すると思ったらぞっとするでしょう。
だけど自然分娩での陣痛、出産の痛みって本当に想像を絶するものです。
出産の痛み・経験者の声
私も自分が出産するまで痛みの想像はまるでつかなかったし、生理痛(これも男性にはまるで想像がつかないかもしれない)の凄いバージョンかな?ぐらいのわからなさ。実際にはそんなレベルの痛みではなかったですね。
では実際に自然分娩で陣痛、出産を経験した方々の感想を聞いてみましょう。
経験者1巨大ハンマーで下半身を殴られ続けている感じ。
経験者2お腹を包丁でメッタ刺しされてるような痛み。
経験者3よく鼻からスイカ出す痛みとかいうけど、 スイカが出なくて奥に詰まったまま爆弾が爆発してるぐらいってほうが近いかな。
経験者4💩が出てるのに全く気が付かない。それぐらいの大ごと。
経験者5頭の血管が切れそうだった。てか切れたと思う。
はい、壮絶なんです。
もちろん短い時間でつるぽんと産むことができる人もいますし、半日から数日苦しみ続けてやっと産まれるという人も。
私は陣痛が始まってから14時間くらいかかりました。
最初のあれ?なんかお腹痛い…から、2、3時間後には歩けないくらいの激しい痛み。約半日は獣物の雄叫びを上げ続けました。その時間は永遠のように長く、拷問以外のなにものでもないです。
そんな中立ち会いで横にいた夫はのんびりお菓子を食べたり苦しむ私の写真を撮ってみたり。私に出された入院食を楽しんだり(笑)。
一緒に苦しめ!とは思わなくとも、男女のあまりの違いに腹は立ちました。
私はこんなに痛みに苦しんでるのになんの痛みも感じず呑気なもんだわ!!と怒り心頭で場合によっては出産後すぐに離婚なんてこともあるようです。
まとめ
あなたが産む側だったら、パートナーに痛みを体感して欲しいですか?
自分が産む人のパートナーだったら、アステカ式陣痛緩和法で一緒に痛みを分かち合いたいですか?
出産の痛みをアステカ陣痛緩和法で分かち合いたい!なんて人も多いのはわかります。
こんな法律でもできたら無責任に避妊しない男の人は減るのでは?
また、子供を出産するという大仕事をしてくれた妻やパートナーの女性への思いやりも芽生えるのではないでしょうか。
無痛分娩や帝王切開での出産を批判する人もいるようですが、だったら自分が変わってみてはいかが?と思いますね。無痛でも帝王切開でも出産は大仕事。どれがいい、どれがいけないなんてありません。
お互いに思いやることができれば、無理に痛みを感じさせるなんて考えはなくなると思います。