2015年-2016年に聖路加国際病院での体外受精(IVF)に実際にかかった費用です。現在の方法や金額とは違う場合がありますので参考までにお読みください。
卵巣嚢腫で受診→手術を延期して体外受精へ(通院1-2ヶ月目)
私は当初子宮内膜症の卵巣嚢腫で聖路加国際病院を受診しました。
なので手術を受ける予定でしたが手術前検査の結果があまり良くなく、手術してしまうと体外受精でも妊娠できない可能性が高くなると言われ急遽体外受精をすることになりました。
診察 | ¥2,440 |
MRI | ¥6,240 |
診察 | ¥4,830 |
手術前検査 | ¥5,580 |
診察 | ¥420 |
薬 | ¥1,110 |
ここまでは子宮内膜症の治療として行っていたので全て保険適用の金額です。最後の診察時に体外受精をすることに決めました。
体外受精〜胚移植1回目(通院3ヶ月目)
ゆっくりしていては卵巣嚢腫は大きくなるばかりで妊娠の妨げになるので、迷うまでもなくすぐに体外受精に踏み切りました。
この月は検査・説明会・採卵・体外受精・胚移植まで一気にいきます。
精液検査 自¥3,888 | |
IVFクラス 自¥1,080 | |
診察 ¥220 | |
薬 自¥13,076 | |
診察 自¥2,948 | |
注射 自¥2,905 | |
注射・診察 自¥5,065 | |
注射 自¥2,754 | |
注射・診察 自¥4,914 | |
注射 自¥2,754 | |
注射・診察 自¥4,125 | |
注射・診察 自¥4,125 | |
漢方診察 ¥420 | |
漢方薬 ¥1,100 | |
注射 自¥2,754 | |
注射×2、診察 自¥6,361 | |
薬 自¥6,710 | |
採卵/体外受精 自¥227,718 | |
胚移植/胚凍結 自¥98,701 |
保険適用外なので自己負担100%になります。冷えで血液の流れが悪かったので妊娠しやすい体を作るため、漢方を受診し漢方薬を飲み始めました。
連日のホルモン注射は痛みが強くしんどかったですが、採卵は想像を超える痛みでした。現在はわかりませんが、当時聖路加国際病院では採卵時の麻酔の使用はありませんでした。
胚移植後の注射・妊娠判定(通院4ヶ月目)
胚移植後、採卵日を0日として5、8、13日目にhCG注射をします。
妊娠判定は胚移植からちょうど3週間後の診察です。
hCG注射 自¥1,501 | |
hCG注射 自¥1,501 | |
hCG注射 自¥1,501 | |
診察 ¥220 | |
妊娠判定 自¥540 | |
文書 自¥3,650 |
費用の一番下の【文書】は特定不妊治療費助成事業受診等証明書の発行料金です。この証明書を発行してもらい、私は東京都と区から不妊治療費助成の申請をしました。
残念ながら1回目の胚移植での妊娠は叶いませんでした。2回目に向けて健康な体を作っていかなければと気を取り直しです。
まとめ
受診から採卵・体外受精・胚移植・妊娠判定までの私の合計金額は¥421,950でした。
不妊治療専門のクリニックでは成功報酬型のところもあるようです。
金銭的にも大きな負担ですが、心と体にも大きな負担がかかる不妊治療。パートナーと良く話し合い、信頼できる病院を見つけて納得のできる治療を受けることが大切ですね。